青汁にも含まれるクロレラの驚くべきパワーとは?

青汁

豊富な栄養素を含むことから健康食品として摂取されることの多いクロレラ。
皆さんの中でもサプリや栄養ドリンクとして飲んだことがある方もいると思います。

そんなクロレラですが、青汁とどう違うのか、飲むならどちらが良いのか
迷っている方もいると聞きます。
もちろん、クロレラが含まれている青汁もあります。

そこで、このページでは青汁とクロレラの違いやどちらが良いのかについてお話していきます。
是非参考にして下さい。

クロレラって何?

クロレラは淡水にすむ植物性のプランクトンで緑藻の一種です。
青汁の原料に使われる大麦若葉や明日葉などの野菜とは異なります。

クロレラはとても小さく3-8ミクロンの生き物なので全てを食べられることから、
ホールフードという考え方をされています。
(ホールフード:根や葉っぱなどそれ自体全て食べるもの)

食べ方としてはサプリやドリンク、クロレラパウダーで料理に使う事もあります。
クロレラというと、緑色で苦くて不味いイメージがあるかも知れませんが、
実際には全然苦くなく、子供でも食べられるくらいです。

クロレラの栄養素は

3-8ミクロンくらしかないクロレラですが、実は物凄い栄養素が詰まっているのです。
約6割は良質なたんぱく質で、その他にもビタミン、ミネラル、アミノ酸、鉄、食物繊維、クロロフィルなどが豊富に含まれています。
具体的な数字は以下です。

・食物繊維10.8g(キャベツの約6倍)
・葉酸2,100μg(牛レーザーの約2倍)
・ビタミンB25.91mg(鶏レバーの約3倍)
・鉄23mg(豚レバーの約2倍)
・タンパク質60.8g(鶏ムネ肉の約3倍)
・葉緑素2,300mg(ホウレン草の約30倍)
※100当たり
<参考>クロレラの含有量

これ以外でもまだまだ栄養素が豊富に含まれており、
わかっているだけで59種類以上の栄養素が含まれ
18種類以上のアミノ酸も含まれております。、
クロレラは栄養摂取ではかなりおすすめです。

クロレラにはどんな効果があるの?

クロレラにはどのような効果があるのか一番しりたいところだと思います。
青汁でも同じような働きがありますが、クロレラ特有の働きもります。

便秘解消・ダイエット・肥満解消

クロレラは食水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が両方含まれていることから、より腸内環境を整えやすく便秘解消におすすめです。
もちろん、野菜にも食物繊維が豊富に含まれている物もありますが、
火を通すと栄養素が失われ、生野菜を大量に食べなくてはいけないので
現実的に難しい事を考えればクロレラはより便秘で悩む方に良いでしょう。

抗酸化作用があり健康維持や生活習慣病に

クロレラには抗酸化作用がある葉緑素(クロロフィル)が含まれております。
抗酸化作用とは簡単にいうと、活性酸素を除去する働きです。

活性酸素は体内に入ってきたウイルスを退治する働きがあるのである程度なら良いのですが、
活性酸素が多くなりすぎると体の様々な部分をサビつかせ悪影響を及ばします。

例えば、老化、疲労、肌トラブル、高血圧、心臓病などなどです。
現在様々な病気の原因はこの活性酸素が原因だとわかっております。

しかし活性酸素は喫煙、過度な飲酒、食品添加物、放射線、紫外線、ストレス
など普段の生活でどうしても発生してしまいますから
クロロフィルのように抗酸化作用があるクロレラを摂取する必要があります。

身体の免疫力を高める

クロレラには白血球の仲間であるアメーバ状の大形細胞「マクロファージ」を活性化させ免疫力を高める働きがあります。

マクロファージは

・体内に侵入してきた悪い細菌やウイルスを消化させる
・がんの免疫機能を高める
・各種の老廃物を消化させる

など体に不必要でいらない物を除去してくれる体のお掃除屋さん的な働きです。

そのため、体の免疫力を高め強い体を作ってくれます。

アンチエイジング効果

クロレラにはグロスファクター(C.G.F)という肌の新陳代謝を促すたんぱく質が含まれています。

グロスファクターは細胞増殖因子とは呼ばれ、コラーゲンを増殖させ、
お肌にハリとツヤをもたらしてくれます。
言うならば、肌の自然治癒力を高めるといって過言ではありません。
実際に美容外科ではグロスファクターを注射する治療法もあるくらいです。

体臭や口臭を予防する

クロレラに含まれるクロロフィルは抗菌力があり、体臭を防止してくれる働きがあります。
クロロフィルを使った体臭防止医薬品もあるくらいです。

しっかりとした筋肉を付けるサポート

クロレラには良質なたんぱく質が鶏肉や大豆の何倍も含まれているので、
筋肉はもちろん、お肌や髪などを作る働きをサポートしてくれます。

それだけではなく、たんぱく質は生きていく上で絶対に必要な栄養素ですので、
クロレラに限らずタンパク質は積極的に摂取しなければいけません。

青汁とクロレラの違いは

青汁もクロレラも健康補助食品なので、たいした違いはありません。
クロレラは、クロレラを加工してサプリやドリンクとして、
青汁は、大麦若葉、明日葉、ケール、桑の葉などの植物を飲み物にしたものです。

効果に関しては、青汁は沢山の原料を使っているので、一度に多くの種類の栄養素をバランスよく
摂取できるのに対して、クロレラは特定の栄養素を沢山摂取できることでしょうか。

ただ、効果(働き)に関してはその青汁によっても異なり、
クロレラが含まれているドリンクは他の原料も含まれています。
また、青汁にもクロレラが含まれている物もあります。

青汁とクロレラ飲むならどっち

正直これは好みの問題なのでどちらでも良いと思います。
その商品の違いもあります。

青汁もクロレラも栄養補給が目的で、青汁に含まれている栄養素でもクロレラにも含まれていますし、
その逆もしかりです。
もちろん、クロレラにしか含まれてない(C.G.F)栄養もありますし、
青汁にはクロレラに含まれていないものもあります。

ただ、それでもあえていうと、個人的には青汁が良いと思います。
というのも青汁にもクロレラが含まれている物があり、
青汁にはその他にも栄養価の高い原料が使われています。

クロレラのサプリはクロレラの含有量が多くても、
ほぼクロレラの栄養素しか摂取できませんから、その分青汁が良い気がします。

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